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■ バカにできないチョコレート効果と朝食に甘いもの

　この予測を行ったのは、ハインツやケロッグ、ウェンディーズなど主に食品メーカーや飲食チェーンのブランド構築＆マーケティングを手がける米コロラド州ボルダーの「スターリング・ライス・グループ」の料理ディレクター、リズ・モスカウ氏です。

　モスカウ氏が、チョコレートケーキを来年の朝食トレンドとして挙げた背景には、最近発表された2つの研究結果があります。

　1つは、米シラキュース大学が発表した研究で、チョコレートの摂取が認知機能や記憶力、集中力を高めるというもの。

　記憶力や集中力を高める必要があるのは、これから仕事や勉強など1日の作業に向かう午前中であり、よってチョコレートを朝食時に摂取するのは理にかなっているとモスカウは話しております。

　そしてもう1つは、イスラエルのテルアビブ大学が発表した研究で、朝食にチョコレートケーキや甘いものなど高カロリーのものを取り入れることで、満足感が維持され、長期的には効率的に減量できるというものです。

　しかし、どちらの場合もチョコレートは砂糖や脂質の少ないダークチョコレートでなければ、健康には良いとは言えないことに注意が必要です。

　モスカウ氏は、この2つの研究結果に加え、朝食に甘いものを好む人が多いことなどから、今後飲食店でも朝食やブランチのメニューにチョコレートケーキが加わり、大きなトレンドになることが予測されると話しています。



■ Forget cereal! Why the next big breakfast trend is set to be CHOCOLATE cake (and it could even help you to lose weight) － Mail Online

■ Ten cutting-edge food trends for 2017 － FOOD BUSINESS NEWS