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■ 那覇ＯＰＡ、７月閉店　「ドン・キ」進出か－沖縄タイムス

　全国でファッション専門店ビル「ＯＰＡ（オーパ）」を展開するダイエー（東京都）が、那覇市松尾の国際通り沿いにある那覇オーパを営業不振を理由に７月下旬で閉店させることが８日、分かった。建物は総合ディスカウントショップを運営するドン・キホーテの１００％出資会社、日本商業施設（東京都）が既に取得しており、ドン・キホーテが進出を検討するとみられる。
　ダイエーは現在、東京や大阪、神戸など全国でオーパ１０店舗（那覇を含む）を展開。運営は１００％出資会社で商業施設運営業のＯＰＡ（東京都）に委託している。那覇オーパは１９９６年、前身のフェスティバルビルから改称し、新装オープンした。若者を中心に幅広い客層をターゲットにしたブランド店など、現在テナントは６０店舗が入居している。

　ピーク時の９９年度の売り上げ（テナント売上合計）は２８億円だったが、競争激化や個人消費の落ち込みなどから年々売り上げが減少。２０１１年度は１７億円（前年度比９０％）まで落ち込んだ。ダイエーは「長引く不況と個人消費の落ち込みなどから売り上げが低迷しており、営業を停止することを決めた」としている。
　昨年１１月には各テナントへの通知を終えており、現在協議を進めている。

　７月下旬の営業終了後は、建物を所有する日本商業施設が具体的な店舗展開の検討に入る。

　昨年宜野湾市に進出し、県内で店舗拡大を検討しているドン・キホーテ九州支社の平田一馬支社長は沖縄タイムスの取材に対し、那覇オーパへの入居について「可能性がないわけではない」と説明した上で「どんな店舗が入るかはこれから協議することになると思う」と話した。ドン・キホーテはことし１１月にもうるま市への出店を計画。那覇市内への出店も検討しており、将来的には県内で４店舗程度の展開を目指している。


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