2016年06月19日
見知らぬ人に住所を教えた少年の真意とは・・・


今、ある物語がネットで話題となっているようです。それは、最近起こった出来事ではなく昔アメリカであったできごとだと思われます。
と、その前にコチラの写真の男性(レッド・ソヴァインさん)が歌っている曲を聞きながら、物語を読んでみて下さい。

声は言った。
「ブレーカー1-9、誰かいますか?ねえトラックの運転手さん、テディベアと話してよ」
私はマイクをオンにして、話しかけた。
「了解、テディベア」
すると少年の声が無線に乗って届けられてきた。

私が自分のハンドルを伝えると、少年は話し始めた。
「そちらの仕事の邪魔になってしまうかもしれないけど、ちょっと話してもいいかな。お母さんが、みんな忙しいから無線はあまりやっちゃダメっていうんだけど。でもさみしくて、誰かと話したいんだ。話すことしかできないから。僕は、足が不自由で歩けないんだ」
私は、少年に好きなだけ話すように伝えた。
「この無線機、お父さんのなんだ」少年は話した。「でも、今はもう僕とお母さんのものになったんだと思う。お父さんが死んじゃったから。一カ月くらい前に事故に遭ったんだ。

今はお母さんが働いて、何とかやりくりしてくれてる。僕も手伝いたいけど、足が不自由だから何もできない。お母さんは、大丈夫、何とかなるわよ、って言ってくれてるけど、お母さんがたまに夜遅くに泣いているのを知ってる。
実は、今何よりもやってみたいことがあるんだ。

これまでもCB無線で話しかけてきたやつは何人もいた。けど、足が不自由なこの少年の話には、すごく心を打たれたし、なんだかいてもたってもいられなくなった。私は、思わず自分の息子のことを考えてしまった。
「お父さんは言ってたんだ、今年の終わりごろにまた、お母さんと僕を乗せてくれるって。

でも、お父さんの無線があるから他のトラック運転手さんのこうしてつながってられる。
運転手さん、テディベアはもうそろそろ行くよ。お母さんがもうすぐ帰ってくる頃だから。でも、ここら辺を通るときには連絡して。そうしたら僕、返事するから」

「なあ少年、君の家はどこにあるんだ」
彼は住所を教えてくれた。そのとき私にためらいはなかった。この荷物を届けるよりも大事な用事ができたからだった。私はトラックをひき返し、まっすぐジャクソン・ストリート229に向かった。曲がり角を曲がったとき、私は電流に打たれたようなショックを受けた。
そこには、町の3ブロックにもわたって、トラックがズラリとならんでいたからだ。

やがて私の順番が回ってきた。私は彼を自分のトラックに乗せ、ドライブ後は自宅へお邪魔して彼を車いすへと戻してあげた。なんだか幸せな気分になった。あの日、あの少年の顔を見たときの気持ちは忘れられない。

そして、ドライバーたちはさようならと言って去っていった。少年は私の手を握り、大きな笑顔を見せてくれた。そして、こう言ったんだ
「さようなら運転手さん、またいつか話そうね」
私は仕事に戻り、トラックを走らせている間も、ずっと涙が止まらなかったよ。
そして無線のスイッチを入れたとき、もう一つのサプライズがあった。ブレーカー1-9の声が入ってきたからだ。

見知らぬ人から暖かい心を届けられるという美しいエピソードですね。この足が不自由な少年も、ほんの数時間の間でも懐かしいお父さんの心を感じることができたのではないでしょうか。

歌というより、カントリーの音楽をバックに物語を読んでいるように感じるかもしれませんが、切ない歌ですのでティッシュをそばに置いてから聴いてくださいね。
■ Sad Song Teddy Bear by Red Sovine
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Posted by Nike Man3 at 17:00│Comments(0)
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